こんにちは!
美活脳アドバイザー、ゴハンこと上村です。
先日、「もう、スキンケアや化粧品の研究会は、やめたのですか?」と尋ねられました。
ボクの活動範囲が、化粧品業界と関係ないところまで広がっているために、そう見えるのかもしれませんが(笑)、やめていませんので、ご安心ください(^^)
ブログには載せていませんでしたが、今年の4月も、2017年の美白動向を研究する会を開きました。
4月の研究リーダー岡部さん、ご参加頂いた皆様、ありがとうございます。
当会は、毎月、東京で開催しています。(記憶が正しければ)今年で、もう15年になります。
この会の始まりは、ボクが家業(化粧品店)を継ぐ時に、自信が持てず、不安になったことがキッカケです。
当時、「化粧品の○◯成分は肌に悪い」という本や情報が飛び交っていました。
そこで、何十年も美容アドバイザーをしている母に、そのあたりを尋ねてみたのです。でも、母の説明を聞いても、いまいち納得できない。
子供の頃からボクは、お店に来られるお客様が、どんどんキレイになって喜ぶ姿を見ていました。経験的に化粧品はプラスに働いていることを知っていました。
でも、それを、うまく言葉で解説できない現状に、不安を感じたのです。
「継ぐ以上は、もっと深く理解して、自信をもって販売したい。」
そう考えて、答えに、たどり着きそうな本や、科学的なエビデンスが載っている文献を、片っ端から読むようになりました。
でも、専門家の間でも、意見がバラバラ。勉強すればするほど、分からなくなる。疑問がいっぱい出て、どんどん自信がなくなる。やがて、独学の勉強に限界を感じるように・・・。
そんなある日のこと。ある先輩に、その現状を話してみたのです。
先輩は「一流のメーカーが、すごく頭の良い研究員をたくさん雇って研究しているのだから、素直にメーカーの言うことを信じたら?もう少し要領よくなったほうがいい。」とおっしゃっいました。
正直なところ、ガッカリ・・・というか、ムッとしてしまいました。あまりに要領の悪いボクを心配して下さったのだとは思いましたが、どうしても納得できなかった。
確かに、ボクは要領が悪い。おっしゃる通りです(苦笑)
でも、「素直と鵜呑みは、似て非なるもの。疑問があれば、自分なりに噛み砕いて納得するところまで進むことが、本当の素直では?」と思ったのです。
こうなったら、とことん探求してやる!
心の底から、良いと思うものだけをお勧めできる人になる!
そう思った瞬間でした。
・・・今では、その先輩に感謝しています。
先輩のおかげで、本気になれたのですから(^^)。
自信がないなら、自信がつくまで勉強すればいいだけ。
独学で分からないなら、研究会を主宰すればいいだけ、だった。
本気になった途端、どんどん仕事が面白くなりました。
どんどん突き詰めていくと、必ず、壁にぶち当たります。
最初の壁を超えても、また壁。それを超えても、またまた壁。どんどん出てくる。
本気で動けば、動くほど、壁にぶち当たります。そのおかげで、「本気の人たち」に出会えました。
「あっ、あなたも、そこに疑問を持たれましたか(笑)」
「ということは、この壁にぶち当たったことがありますね?」
「それ5つ目の壁ですよね。それをボクは、こうやってクリアしたのですが、あなたは、どう考えたの?」という感じで、本気の人とは会話が弾むのです。
つまり、本気で動くと、本気の人と出会うわけ。
そして、本気の人が集まると、本物に出会う。
それが刺激となり、成長欲求が高まる。
結果、どんどん、研究テーマが深まっていく。
そこから派生する周辺テーマが広がっていく。
ボクの場合は、化粧品→肌→体(脳)→習慣→個性→魅力→ビューティコンパス→マスマスという感じで、どんどん深まり、広がり続けています(^^)
というわけで、今では活動範囲が美容を超えてきていますが、美容のことを忘れたわけではありません。
むしろ、15年前よりも、さらに探究心に火がついています(笑)
それでは、また(^^)