こんばんは。
美活脳アドバイザー、
ゴハンこと上村です。
ずっと前のことですが、ボクはスキンケアのアドバイザーの仕事をしているのに、「メイクを落とさずに寝ちゃった・・・、だめよね、私」とおっしゃる方に「いいですよ。寝ちゃっても。」とお伝えしたことがあります。
本当は「肌に負担がかかるからダメだ」と言わないといけないんだけど・・・、つい、そう言っていました。
だって、その方、今にも倒れそうだったから。
肌荒れもひどい状態でしたが、それ以上に身体が心配になるほど。美容以前に、まず倒れないことを優先したほうがいい状況だったのです。
なんで、そんなに疲れているのか、お話をじっくり聞いてみました。
ものすごく、お仕事を頑張っている方でした。残業しても仕事が終わらず、資料を家に持って帰って、お休みの日も仕事をしておられました。
「お休みの日は、ちゃんと休んだほうがいいですよ」とお話ししても、そうできない事情が彼女にはありました。 すごく責任感が強い方で、自分の仕事に誇りを持っておられたのです。美容アドバイザーにしかすぎないボクが、彼女の仕事に口を挟むことはできないと思いました。
ボクができることは、そのような状況の中でも、健やかに美しくなる方法を、一緒に考えることです。ボクは一緒に、その方法を考えました。
「いつも忙しいとは思いますが、その中でも特に忙しい時ってあるんですか?」 「月末。家に帰ってきて着替えずに、そのままベットに倒れこんで寝てしまったことも・・・。ダメよね(苦笑)」
「寝ちゃう日があっても、しょうがないです。そうなるほど、頑張っている自分を褒めてあげましょうよ。大事なのは、翌日の朝です。少しでも肌の疲れがとれる回復ケアを一緒に考えますから。」 そんな話をしました。
でも、あまり乗り気ではないご様子。
その後も、いろいろとお話をうかがっているうちに、彼女はハーブが好きなことが分かったのです。
そこで「ハーブの香りで癒してくれる素敵なクレンジングがあるんですよ。寝ちゃってしまった翌朝に、このサンプルでメイクを落としてみませんか?メイク汚れだけじゃなく、肌の疲れも落としてくれるはず」 とお話ししたら、彼女は身を乗り出して「使ってみたい」と、笑顔でおっしゃったのです(^^)。
その笑顔にボクは、可能性を感じました。 だから、クドいかも・・・と思いつつ、いろいろとアドバイスしてしまいました。
「寝ちゃった日の翌朝は、いつも以上に肌が疲れているので、丁寧に、肌をいたわりながらメイクを落として下さいね。」
「余裕があるようなら、ホットタオルをつくって、顔に乗せて。こびりついている汚れが取れやすくなるから。気持ちもホッとして、心地よいですよ。」 そんな話をしたのです。
そうしたら・・・、 「今すぐ、使ってみたくなってきたわ」だって(笑)。
嬉しくなりました(^^) そんなことをおっしゃったら、ついサービスしたくなるじゃないですか(笑)
「もちろん、今日の夜に使っても構いません。いや、むしろ、そのほうがいいね(笑)ぜひ、今日の夜に使って下さい。 もうひとつサンプルをお渡しするので、それを「寝ちゃった日」にどうぞ。」
それから彼女は、どうなったか?
見違えるほど美しくなりました。お肌ぷるぷる、つやつや、透き通ってます!!
彼女の肌を見た時から、丁寧なケアさえすれば美しくなる肌だと確信はしていたので、当然の結果ですけど、やっぱり、嬉しいですね。結果が出ると♪
今の彼女は「このクレンジングを使うと、肌がモチっとするのよっ!」と嬉しそうです(^^) 「夜のクレンジングで癒されたほうが、よく眠れるわ」とおっしゃるほど、夜もお手入れを楽しむようになられました。
夜に丁寧にケアをすると、翌朝の目覚め方まで、違うらしい。
「あ〜、よく寝た!」という満足感があって、元気が湧いてくる、とのこと。そのためか、仕事もうまく回るようになってきたそうです。
・・・今日の「ごはんつぶ(ゴハンのつぶやき)」・・・
「頑張っても、できない」そんな時は誰にだってある。ボクにもある(笑)。いや、ボクは不器用なので、普通の人よりも、できないことが多いぐらい(苦笑)
でも、だからこそボクは「そこから、どうすればいいか」を人一倍、考えてきました。そう考えることが突破口になった経験を重ねているうちに・・・、
「できないからこそ、できることがある」がモットーになりました。
この時も「メイクを落とさずに寝てしまうからこそ、できることって何だろう?」と考えたことが突破口でした。
できる自分、好きな自分だけでなく、できない自分、好きでない自分も、自分です。それらすべてを丸ごと受け入れましょう。
できない自分でも、できること。 今のままでも、できることを見つけるのです。それがキッカケになって、自分の活かし方が見つかります。
いつのまにか「なりたい自分」に近づいていると気づく日がきます。
あなたの肌や日々が輝きますように。
それでは、また。