教えないで「解決する力」を育てるアクティブ・ラーニングとは?

こんにちは!

ゴハンこと上村です。

小学生の頃、学校の図書館にある推理小説を、
ほとんど読破するほど「謎解き」が好きでした。

誰が犯人か?
トリックはどうなっているのか?

いろいろ考えて、推理するのって、すっごく面白いんですよね。

もし、あの頃、推理小説を読む前に、犯人やトリックをネタバレされたら、結構、本気で怒ったと思う(笑)

「考える楽しさを奪われたくない」という、ボクの気持ち、分かりますよね?(^^)

ボクのように推理小説に興味がない方でも、不思議なこと、謎を解明したいという欲求はお持ちのはず。

特に、子供は、その気持ちが強い!

ときおり「昔に比べて今の子供は好奇心がない。無気力だ」という声を聞きますが、そんなことはありません!

もし、好奇心がないように見えるのなら、いきなり「答え」を教えて、「考える楽しさ」を奪ってしまっていないか、考えてみてほしいです。

いつの時代も、子供は好奇心でいっぱいですよ!

ボクは「夢新聞教室」の活動を通じて、今の小中学生に接する機会があるので、そのことを肌で感じています。


夢新聞とは、自分の夢が叶い、自分の活躍を伝える未来に出される新聞のこと。この新聞は、未来の自分を取材したという設定で、子供達自身が描きます。

これ結構、難易度、高いんです。小学2年生ぐらいだと、夢の概念自体がよく分からないことがあるからね。

夢新聞を完成させるには、豊かな想像力と、それを文章にしていく力が必要なんです。

夢新聞を始めた当初は、子供たちが難しいと言って、途中で嫌になってしまわないか少し心配でした。

そこで、クイズを用意したりして、飽きさせない工夫をしてきました。

具体的に言うと、新聞作成の工程を4つに分けて、1つの工程をクリアするごとに、クイズの答えを解く手がかりが手に入る、というふうにやり方を工夫してきました。


今年2月に名張で開催した時も、この「やり方」で進め、全員が最後まで新聞作成できて、達成感を味わうことができました。

でも次、開催する際は、別の「やり方」でやってみたいと考えています。

例えば、今までみたいに目先のクイズで興味をひくのではなく、夢新聞の作成過程そのものを「クイズ」にしてしまう、、、のは、どうでしょう?

もちろん、今まで通りでも、充分に楽しいので、従来版の教室も続けようと思いますが、ご希望があれば、新たなバージョンにもトライしてみたいです。

ボクが、そう考えるようになったキッカケは、1年ほど前かな。
夢新聞本部の新たな取り組みである「アクティブ・ラーニング版」のことを知ってから。


このアクティブラーニング版は「どうやったら、時間内に、クラス全員が夢新聞を描けるようにできるか?」というミッションを子供達に投げかけ、子供達自身に、うまくいく方法を考えてもらう進め方をします。

従来版だと、いろんな場面で、講師やサポートスタッフが、作成のお手伝いをしていましたが、このバージョンでは極力、私たち大人は教えません。子供たち自身が、教え合い、学び合う場にするために、大人はただ見守るだけです。

実は、去年からアクティブ版をやりたいと思っていました。でも、「子供たちに、そんな難しいことをチャレンジさせて大丈夫?」という声もあり、ボク自身も迷いがあったので、いったん見送ったのでした。

でも、次々に届く本部の報告を聞いたり、実際にアクティブ版を開催している現場の見学をさせて頂いているうちに、その迷いは消えました。

アクティブ版は、今までよりも難易度が高く、ミッション達成度は、以前よりも落ちる傾向があります。でも、あきらかに、アクティブ版のほうが「自ら考える力」が育つと感じたのです。

むしろ、達成できなかったケースのほうが、学びが深くなるので、良いことかも、とすら感じています。


夢を実現していく過程では、さまざまな障害や困難があります。

その困難に合うたびに、大人が助け続けることはできません。遅かれ早かれ、子供たち自身が、それを解決していくことになります。

それならば、なるべく早いうちに「うまくいかなかった時に、どうすればいいか?」を自ら考え、周りと協力する力を磨いていく場があったほうがいい。

その「解決力」を高めるのに、アクティブ版は役立ちます。

「名張でアクティブ版を開催して」という方がおられましたら、ぜひ、ご連絡下さい(^^)。

また、自分も講師になって地元でアクティブ版を開催したいという方がおられましたら、下記のお知らせをご覧下さい。ぜひ、私たちと一緒に新たなチャレンジをしましょう(^^)


(夢新聞協会本部よりお知らせ)

→【夢新聞認定講師第3期 in大阪 開催します!】

この記事を書いた人

美活脳アドバイザー(生活習慣美容研究会 理事)
上村晃一郎(ゴハン)

化粧品店の長男として誕生。3才の頃から、多くの女性の肌を見て育つ。肌を診れば、人それぞれ異なる美肌ポイントが分かる。無理せず楽しみながら美肌や美ボディになる「美活脳」を提唱。美容プロ専門誌「クレアボー」にて「肌と心が喜ぶ店頭レッスン」や「魅力発見!自分を活かすビューティコンパス」等を連載。美容プロを育てる講師業も。日本化粧品検定・公式テキスト「コスメの教科書(主婦の友社)」監修者の一人。
 昨年から美容業界を超えて、イキイキと輝く人が増えることを願い、BMR(ビジネス夢新聞)研修、ビューティコンパス(マイストーリー)ナビゲーター養成講座にも力を入れている。BPひまわり化粧品店の住所:三重県名張市元町376SCリバーナ1階



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